2022/07/17

桐ラト? Legend ST

「桐ラト」?

・・・ってその筋でも
ごく一部のものはそう呼ぶらしい
ARIA Proの廉価版
2007年あたりに一年だけ作られていたとか
Legend LST-DLX
ボディが桐材なのでとても軽い
発売当時は1万円前後ではないだろうか?超入門用

通常STタイプは軽くても3.4kgくらいはある。これ以下はかなり難しい
アッシュ、アルダー、バスウッドで3ポンド切るボディは探してもなかなかない
そこにストラトはトレモロブロックが加わるのでなかなか3.4は切れない。ボディとブロックを軽量化するしかないんだよね
そこでこいつだ
ボディは桐、ブロックはダイカストの厚みがないものを搭載してこの重量を達成している

音も特別な音がする
今は、オークションでコツコツ出るのを待つしかない
紛らわしいことに
軽すぎて不評だったのか
後継機種に
Legend LST-Xというのが出たのでLST-DLXが生産されたのはごく短期間。LST-Xはアルダーボディなのでごく普通の重さだ
廉価版なのでその辺りのことを明記しないまま出品されていることが多いので厄介だ

出てると買うのでうちに「桐ラト」が3本ある。2本はフェンダーのpickupとインチポットに交換
うち一本は水色だったので緑に塗り替えた

現行製品では島村の安い入門用に桐ボディのものがあるが、指板材が合成樹脂系なのでお勧めしない







  水色のは塗り替えて緑にした


 以下島村の入門用。これはネック交換前提でないとお勧めしない。指板がエンジニアリングウッドということ。合成材かと思う。ひょっとしたら一般的な指板材より強固なものかもじれないと思うが、こいつは手触りが良くない

メーカー:LEGEND 
モデル:LST-DLX 
付属品:ケース
 1年足らずで生産打ち切りとなったシリーズです。 実質2年販売されず姿を消しました。 レジェンドのギターには当たりがあると噂が流れましたが、それがこの桐ボディの個体となります。 桐材を使用しているため軽量です。 
アリアのエントリーブランド、レジェンドのストラトです。
LST-XとLST-DLXの違いは、ボディー材の違いです。
LST-Xはアルダーボディー、LST-DLXは桐ボディーです。
桐材は軽量なのが評判の様です。
オフィシャルのページにも「軽ッ!」のロゴが出ています(笑)
レジェンドのストラトということで「レジェラト」「伝説」
桐製ストラトは「桐ラト」「桐伝説」等と呼ばれています。
カラーヴァリエーションも豊富です。
Body:桐 ※2008年生産モデルはAlderに変更 LST-Xはアルダーボディー 
Neck:Maple, Bolt-on 
Fingerboard:Rosewood Frets:22F 
Scale:648mm 
Pickups:OS-1 Single Coil x3 
Controls:Volume x1, Tone x2, 5-position Pickup Selector Switch 
Tailpiece:VFT-1C Tremolo 
Hardware:Chrome