ギターの弾きやすさは、ほとんどネック周りの形状に寄る。
ナット幅はFenderが42mm前後、Gibsonが43mm、6で割ると、7 V.S. 7.16 となる。この違いはあまり感じないだろうと思う。
ブリッジの弦間ピッチは、10.5mmのギブソン、テレキャスター。10.8のもの。11.3のストラトビンテージタイプが大部分を占める。多少の違いはあるが、演奏性にそれほど影響を与えるものでもない。
ということで、残るは指板とネックバックだが今回は指板面に集中しよう。以下が現状多く普及している指板の丸さだ。ギブソンは共用ブリッジをつかうので12R=304.8mmと相場が決まっておる。フェンダーの指板が問題だ。古いのはかなりRが強く丸い。推測だが、フェンダーは初期の頃ネックにトラスロッドを仕込んでいなかったのかなり分厚めのネックを作っていた。太いので握り込むのが難しく握ったときに弦を押さえやすいように他のギターよりも指板Rをきつくする必要があったのだろうと思う。でも、その頃は、その後ほどテクニカルな演奏や弦のベンドなどしなかったので問題はなかった。アコギの弦をそのまま張ってたしね。でもこれだと近年の奏法では支障が出るようになってきたので現状は少し緩やかになっている。ぼく個人的にはギブソンの300Rになぜあわせないのか不思議だけどね。
その支障とはなにかというと、弦高を低くしてベンドすると音がフレットにあたって止まっちゃうのだ。これを回避するにはブリッジの駒で弦高をあげてやらなく他ならないのだけど、どうしてもあげたくないひともいるわけだ。と言うことで弦高が高いのが嫌な人はビンテージタイプのネックのものを買ってはいけない。フェンダーの現行のものは少しRを緩くしている。ネックもかなり薄くなってギブソンとの違いもあまり感じないものが多い。だからなぜ300Rにしないのか不思議なわけだ。メンツの問題かもしれんけどね。
以下に
ESPから借りてきた図をのせておくが175R=7.25Rが極端に丸いのがわかるだろうと思う。カントリー系のギタリストならいけても、ブルース系は175Rというのは無理がある
175R
240R
305R
320R
400R
7.25R=184.15mm=184R=180R Fender ビンテージ
9.5R=241.3mm=240R Fender 現行
12R=304.8mm=304R=305R=300R Gibson
16R=406.4mm=400R 早弾き系、メタル系?
さらっと、フレットにも触れておく。練習中の身なら背の高いフレットをおすすめする。背の高いものは簡単に音が出るけど強く押さえると音がシャープしてしまうシャープしないように優しく押さえるクセを付けるためには背の高いフレットの方が良いと思う
Dunlop
6230:フェンダーの楽器に採用されている中で最小のモデル (.078″ x .043″)
6150:ヴィンテージジャンボ/幅は広めだが6230よりも低い (.102″ x .042″)
6105:ナロートール/近年主流のモデル (.090″ x .055″)
6100:ジャンボ/現行のフレットワイヤーの中で最も大きい (.110″ x .055″)
6130:ミディアムジャンボ (.106″ x .036″).