弦の長さが以下のように違うのだ。
ロングスケール(フェンダースケール):648ミリ(25 1/2インチ)
ミディアムスケール(ギブソンスケール):628ミリ(24 3/4インチ)
ショートスケール:610ミリ(24インチ)
フェンダーのショートスケールは主にスチューデントモデルに採用される。
ギブソンは入門モデルでも同じスケールだ。まぁ、おとなでも子供での女性でも使えると言うことなのだろう。たかが40mm弱の中で棲み分けが行われている
個人的には、3年前に左手首を折ってプレートが手首に入ったままなので少々手首を折り曲げるのに苦労しているのでお子様用のスケールが一番弾きやすい。
というかロングスケールは手に余るという感じだ。
こないだもどこかで書いたようにギターの音のなんというかハリというかコシというかそんな感じの特性はロングスケールががもちろん良い。これは確信している。
でも、弾けないところがあるとと意味がない。
と言うことで、ショートスケールでロングスケール並みのハリやコシが出ないか考えてみる必要がありそうだ・・・
メキシコ産のムスタング。ハードテイル。
これは楽器としてのなりがどうこう言うギターではないが
コンプをかけてしまうようなことならP90タイプのピックアップとも相まってごく普通に使える。
こたつに入りながら晩酌とかとか
お風呂でお気楽に弾くには良いかもしれない。風呂ではやらないけど・・・
お風呂でお気楽に弾くには良いかもしれない。風呂ではやらないけど・・・
おとなが使うギターで例外的にショートスケールが使われているのがジャガー。
ほぼ同じボディのジャズマスターとの比較がこんな感じ。
フレットで言うと2フレットくらい短いことになる。
個人的に手首の曲がらないローポジションでは圧倒的に弾きやすい。
代償は15フレット以上は狭すぎて非常に弾きにくい
肝心な音の違いなのだが、多分弾いている本人にしか解らない。
弦長が長いと弦の張りがきつくなる。いわゆるテンションが強くなる。
その分、音が大きく強くなる。
反面、張りがきついので多少押さえにくく、ピッチベンドがしにくくなる。
なのでロングスケールは、ロック・ブルース系は若干細めの弦を張ることになる。
極端なベンドをしないC&W系などは太い弦でパキパキ鳴らせる。
同じ弦だと音の差は歴然だけど、ロングで細い弦だとちょっと差は縮まる。
まぁ、日本人だと0.9のセットかと思う。
弦長が短くなると、弦の張力は低くてすむが、音は多少弱くなる。
なので、太めの弦にすると良い。ギブソンで10始まりかな。
ショートスケールも10かと思う。・・・11かも・・・
これはスケールの比較ではなく機種の比較なのでピックアップが違ったりして
全く別の楽器になってしまってるけど、多少の参考にはなるかもしれない。
と言うようなことで、ショートスケールのギターの自作なども画策しておるのだ。