それもオールローズ・・・
メイプルのシンラインはソリッドとほとんど変わらない。重さも音も
マホガニーのシンラインは、重さも音もかなり変わる。軽く響くようになる感じ
オールローズのBROWN PEPPERは、普通のオールローズとは重さも音も激変する。構造が全面くり抜かれていてシンラインとは全く違うからね。響きが大きく豊かになる感じ。材の特性だろうね
オールローズのBROWN PEPPERは、響きがかなり豊かになるが、マホのように緩くならない。固い殻に覆われた感じだ。芯があるという感じではない。輪郭があるという感じ。音の伸びは若干落ちるが、マホガニーほどではない。マホガニーの場合は、音の伸びが減って緩く雑味が増える感じ。それはそれで、弾き語りやブルースなどには良い。これはどちらかというとロック向きだ。ハッキリしているが、柔らかみがある
冒頭の宮地の動画で聞いてもらったとおりだ。望陀店長が思わずつぶやくように、ローコード一発で違いがわかる強烈な個性を持つ。断言しておくが、Fender の音ではない。F.C.G.Rの音、オールローズの音だ。レギュラーのマホの音とは違うだろう
以下、Brown Pepperのメーカーの効能書き
大人なフィンガリングを生み出す、ジャージーでウェットな箱鳴り
JAZZやBLUESにもマッチした、最もウォームな箱鳴りを持ったモデル。ボディトップからブリッジ下以外をすべてくりぬき、トップから蓋をしたフルホロウのザクリ加工により、Redよりも柔らか目な空気感のある、シリーズ中最も倍音豊かな暖かいサウンド。
以下、Order Style Brown Pepper "All Rose" の効能書き
Order Style Brown Pepper "All Rose"
製作本数 15本 発売時期:2020年7月下旬頃
ネックからボディまですべてローズウッドを使用しつつも、Brown Pepper ならではの フルホロウボディ 構造によって軽量です。
ローズウッドならではのサスティーンと、ホロウボディの暖かみのあるサウンドを融合しています。
塗装には、木地の温もりを感じさせる、ナチュラルな質感の極薄仕上げを採用しています。
フロントピックアップには F.C.G.R. Hybrid Humbucker TypeⅠを搭載。
トーンポットはプルアップすることで、フロントピックアップのタップコントロールとして機能します。
これにより、ハムバッカーサウンド ~ リアルなシングルコイルサウンドまでシームレスに調節可能となります。
材木の色味・外観などは、そのすべてがオンリーワンなものとなります。
一本一本異なる表情を楽しませてくれることでしょう。
音楽ファンなら誰しも憧れた「 オールローズギター 」の、F.C.G.R.が進化させたサウンドバランスをこの機会にぜひ手にしてください。
(Specifications)
・Body Top & Back:Rosewood 2pc
・Neck:Rosewood , Pepper U-Shape
・Fingerboard:Rosewood , 280R
・Fret:F.C.G.R. Original SP-SF-06WARM , 22Frets
・Neck Pickup:F.C.G.R. Original Hybrid Humbucker TypeⅠ
・Bridge Pickup:F.C.G.R. Pepper SPTE
・Control:1Vol.,1Tone & Tap
・Bridge:GOTOH GTC-201
● 製作本数 15本
● 発売時期:2020年7月下旬頃
Weight:3.16kg
ギグバッグ、保証書付属
Order Style Brown Pepper "All Rose" 発売のお知らせ - fcgrtokyo
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【 Order Style Brown Pepper " All Rose " 発売のお知らせ 】
● 製作本数 15本
● 発売時期:2020年7月下旬頃
( オールローズのギター )
ネックからボディまで全てローズウッドを使用した オールローズ のギター。
そのウッディなルックスからは、緻密なインレイワークや、キルト、フレイムといった美しい杢目を使用したギターとはまた一味違った高級感を漂わせています。
そして、「 憧れ 」というスパイスが、さらにその魅力を高める要素となっているのではないでしょうか。
( 濃厚な香りと色のローズウッドを使用 )
今回、弊社から発売する『 Order Style Brown Pepper " All Rose " 』には、30年以上もの時を経たローズウッド材を使用しています。
塗装には、木地の温もりを感じさせるナチュラルな質感の " 極薄仕上げ " を採用しています。
( 特筆すべきポイント )
オールローズならではの悩み...「 重い! 」という点においては、フルホロウボディ構造の " Brown Pepper " をベースとしておりますので、ローズならではのトーンとサスティーン、ホロウボディならではの暖かみのあるサウンドを融合しつつ、とても『 軽量 』です。
弊社の製品ならではという点においては、メンテナンスフリーな " オリジナルステンレスフレット " の採用や、ハムバッカー~リアルなシングルコイルサウンドまでクリエイトできる " Hybrid Humbucker Type Ⅰ" の搭載なども見逃せません。
( そのすべてがオンリーワン )
材木の色味・外観などは、そのすべてがオンリーワンなものとなります。
一本一本異なる表情を楽しませてくれることでしょう。
音楽ファンなら誰しも憧れた「 オールローズギター 」の、F.C.G.R.が進化させたサウンドバランスをこの機会にぜひ手にしてください。
以下楽器店の効能書き
東京に拠点を置くFREEDOM CUSTOM GUITAR RESEARCH。
あえて過酷な環境で製作をすることにより、ユーザーの手に渡った際に狂いが出にくい楽器を製作しております。
各工程のプロフェッショナルによって製作されるブランドですので、生産本数はかなり少ないですが
プロやユーザーから高い信頼と評価がなされております。
今回入荷したモデルは30年以上のシーズニングが行われたローズウッドを使用した、限定15本生産のオールローズブラウンペッパー。
さすが30年以上のシーズニングが行われているだけあって、生鳴りの時点で乾いたサウンドが響き渡ります。
アコースティックギターと間違える程の生鳴り感と乾いたサウンドは他のオールローズモデルとは一線を画します。
フレットがフリーダム製のステンレスフレットが採用されていることもあり、オールローズにありがちな立ち上がりの遅さやピッチの悪さはありません。
また、オールローズで敬遠されがちな重量もセミホロー構造のPepperですので、重量も軽量になっております。
ピックアップのF.C.G.R. Original Hybrid Humbucker TypeⅠがとても秀逸で、トーンノブをプルすることによりフロントピックアップのハムバッカーのバランスを変更することができ、完全なるシングルからハムバッカーまでスムーズに変化していきます。
途中にはP90のようなサウンドもあり、フロントハム-リアシングルのスタイルながら、シングル-シングル、P90-シングルのような多彩なレイアウトなサウンドが楽しめます。
こちらの個体は、2020年7月に十数本限定モデルとして製作されたオールローズブラウンペッパーでございます。
楽器に関してはインディアンローズウッドの規制(国への輸出申請)が緩和されたとはいえ、世界中の市場からローズウッド材は枯渇していく一方で、現状でもオールローズモデルを製作出来るだけの材の入手難易度は極めて高くなっております。
そんなオールローズ仕様のペッパーがまとまった生産ロットで製作される機会は今後もうないと思われます。
クロサワ楽器 町田店
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限定製作で製作されたロットとは別に、2020年のNAMM SHOWの為に製作されたオールローズペッパーも当店には入荷しており、どちらかの在庫がある限りはオールローズを選定してご購入いただけます。
是非当店の個体をご検討下さいませ。
ここから暫くは私の主観のみの文章となってしまうので、ご参考までにご覧下さい。
まずこのオールローズの何が素晴らしいかというと、"使える音"のギターであるという点です。
世の中にオールローズは少数とは言え、Fender社を始めとして複数のブランドが製作をして来たギターです。
これは世界で最も愛されたバンドの一つである、ビートルズのギタリスト"ジョージ・ハリスン"にFender社がオールローズテレを贈った事から、ギターキッズ達のロマンとなった事が発端です。
その夢やロマンを求めてFender Japanやその他ブランドのオールローズテレを購入した方も多いのではないでしょうか。
しかし、そういったオールローズを購入した、または触ったことがある方に一点投げかけたい質問がございます。
Q.オールローズテレは使いやすいですか?
サウンドの良し悪しは人それぞれで、私が良い悪いを判断する事ではございません。(個人的には愛してます)
しかし、使い勝手の良さという観点から見ると、オールローズは決して使い勝手の良いギターとは言えません。
どう音作りをしても音に強いクセが残ってしまい、"自分の音"でセッティングが出来ずむしろ"ギターの音に合わせてセッティングをする"という本末転倒な状況となってしまいます。
もちろんこのじゃじゃ馬感がオールローズの魅力なのですが、バンドやセッション、レコーディングの場面では落第生の烙印を押されかねない特徴となっております。
それら諸々を了解した上でオールローズを使うプレイヤーは本当にオールローズを愛しているのだと思います。
しかし、オールローズで使い勝手の良いギターが欲しいとは思わないでしょうか。
そんなニーズにフリーダムは本気で応えてくれました。
まずオールローズが敬遠される理由の一つとして、"重すぎる"という弱点がございます。
テレシェイプでも基本4kg以上の重量になる事が殆どですが、この個体は驚異の2.99kgと3kgを下回っております!
この理由としましては、Brown Pepperの内部構造(ホロー部分)にあるのですが、オールローズでこの重量になってしまうのは、良い意味で異常だと個人的に思います。
更にサウンドメイクに関しても非常に使い勝手が良いのがこの個体の特徴です。
オールローズらしく、ガシッとした安定感や仄かに香る甘さと艶やかさといったサウンドの要素がございますが、
それらの要素がしっぽりと一つのサウンド内にまとまっており、辺に暴れる事がありません。
むしろ箱物として最適解なのではないかと思わざるを得ない程、タイトで芯のあるカッチリとしたサウンドと太く甘いサウンド、そしてフワッと広がる空気感を持っております。
そして最後に述べるべくはルックスについてでしょう。
最高です!
シックに艶消しの塗装をその身に纏ったローズウッドの色気と言ったら最高以外の言葉がございません。
ボディーにもネックにも言えるのですが、この個体の素晴らしい点はローズの木目があまりにもカッコいいところもまた最高なのです。
激しく主張する一本一本の導管がローズウッドとはかくあるべきと言わんばかりに入り乱れ、もはやカッコいいを通り越してエロティシズムすら感じさせる程の"美"を誇ります。
長々とこの個体に関して主観的な記載を重ねてしまいましたが、客観的に見たとしても本当に良いギターであると確信しております。
去年に楽器用に関してはワシントン条約(Cites)の規制から除外されたローズウッドですが、ローズは未だ絶滅危惧種のままです。
またいつ規制されるか分からないからこそ、今このチャンスを逃さずにご検討下さい。
以下モデルの説明文です。
今回の入荷は、Brown Pepperをベースとしたカスタムモデルです。
通常のシンラインタイプのテレは、狭いスペースのみ空洞になっている事が多い為ソリッド感が強く前に出て来ます。このソリッド感の中のエアー感こそがシンラインの良さでもあるのですが、フリーダムのブラウンペッパーはその常識を大きく覆しました。
シンラインの構造上、普通はトップとバックがはセンターブロックに接着されている事が大半です。
しかし、Brown Pepperはトップとバックの接着部分はネックジョイント周辺とブリッジ下のみです。
ボディー内の殆どは空洞と化している為、Brown Pepperはフリーダムのギターの中でも最大の箱鳴りを楽しめるモデルでもあります。
この手間とコストのかかる方法を行う意味は勿論ございます。
この加工方法は、通常の製法と比べて接着剤の使用量が大きく減ります。
ギター、とりわけ箱物は木材の鳴りの影響は非常に大きい為、接着剤という異物によるサウンドの変化の影響は決して無視が出来ません。
しかし、Brown Pepperは極限まで接着剤を減らすことで木材そのものの鳴りを最大限活かすことに成功しております。
その結果、フルアコの様なエアー感を持つシンラインという常識外れなギターが誕生致しました。
テレを愛用している方に多い意見といえば、"フロントには太さと甘さが欲しい。だけどシングルの分離感も捨て難い"というものです。
今回の個体はハイブリッドハムバッカーを搭載することにより、上記の様な二律背反の要望を叶える事に成功しております。
ハムバッカーサウンドは勿論の事、シングルコイルサウンドまで幅広くカバーするこのモデルは、あろうことかP90の様なサウンドまでをもカバーします。
また、リアピックアップとフロントピックアップのサウンドバランスが非常に良い事も素晴らしい点です。
通常シングル・ハムのハーフトーンはフロント側の出力が大きいことが多い為、それぞれのピックアップの音が割れて聞こえてしまう事が多々あります。
クロサワ楽器 池袋店本館