このギターは理屈ではないねん。
憧れの兄貴の弾いていたギターだから
・・・なんか死んだ人のいい方か?今でも弾いてるんだけどね。
なんというかなぁ・・・エレキではない、アコギなんだけどね。
普通、印象に持つフォークギターみたいに真ん中に大きな穴の開いたアコギではない。
歴史的に言うと、ヨーロッパでガットギター様のものがあって、アメリカでC.F.マーチンがいわゆる鉄弦を張るフォークギター様のものを作り、バイオリンなんかを作っていたO.H.ギブソンが以下のようなバイオリン様の所謂ピックギターを作ったそうだ。古そうだけど順番からいうとあとらしい
そんなギブソンが高くて買えなかった時代の日本に、そういう難しい工法のギターを京都の茶木弦楽器製作所が作ったのだそうな。茶木はコントラバスとかを扱ってたらしいが、これからはギターの時代だ!ってことだろう。でそこでギターを任されたのが独立して有名になったビルダーの辻四郎しということだそうな。
楽器自体の評価はよくわかんない。マーチンみたいな音とはかけ離れたなんというか・・・見た感じギブソン風だけど・・・そんなでもない。もっと野蛮な音だ。
アコギのキラキラ感が全然ない。
まぁ、そんなあまり受けるとは思えない音なのだが、一部の筋では神聖化されている。
兄貴が弾いたからだ。小難しいことはどうでもいい人なので、詳しく語りようもないのだろう。ギターについて何度か聞いてみたけど、詳しい話はしてくれない。
まぁ、5人目の憂歌団のメンバーみたいなものだ。
なかなか状態の良い楽器が出回らない中、70年代の綺麗なものが出たので通販で買いました。
エレキをいつも書いているし使ってるのでそっち方面の人と思われているかもしれないが・・・実はどっちかよくわからないのだ。
フレットは打ち換えられている
指板も交換されていると思う
あまりにもきれいすぎる
指板も交換されていると思う
あまりにもきれいすぎる
ネックの接合はガッチリ、大丈夫
ブリッジも新品に交換されている
ただ、結構高い位置で少し前傾している
ただ、結構高い位置で少し前傾している
テールピースはオリジナルと思う
スプ合板か?
接合部の剥がれが少しあるが
大きな影響はない
大きな影響はない
ネックはメイプルの3P
ペグはギブクルーソンに交換されてる
ピックガードも欠品になっているが兄貴のギターもついてないので
自分で作れなくはないが、そのままで使う。
兄地と同じならば何でもよい。同じギターが持ちたいのだから。
このギターについては風々工房さんの以下の記事に詳しい。
https://pupu-koubou.com/kantarou-and-shiro-tsuji
以下、兄貴のギターの写真をお借りした
使い込まれて、すごいなぁ・・・とは思うが・・・
でも、多少は道具の手入れしろよという気持ちの方が強い