これも誘惑に負けて買ってしまったものだ。ボディ、ネックがウオルナットなのだよ。指板はエボニー。入手後一悶着あったのだけど。今時、オーダーでもしないと手に入らない構成なので見た瞬間手に取っていた。
ウオルナットなのでフェンダー特有のカツーンとくる音はしない。まぁ、ぼくもこの楽器にそんなものは期待してないのでよい。塗装がオイル仕上げ以上に木地むき出し着色しただけのようなボディとネックなので、とても心地よい。そして良く鳴る・・・上記の Vanzandt との一番の違いは、くどいようだけどパワー感だ。押し出しが全然弱い。代わりに、軽快なエア感がある。普通のアッシュやアルダーのフェンダーではこんなエア感はでない。まぁ、これはこれで味わいなので、いなたいブルースなどはこちらの方がよほどに合うだろうという感じで、これまたお気に入りだ。
弱点を言うと古い国産エレキ共通のネックの細さだと思う。弾きにくいし。先のパワー感もでない。最近のFenderJapanはどうか知らないが、同傾向ではないだろうか。手触りが良いので感じさせないが、案外重い。
実はまだワタナベで調整中なので、自分のアンプに通して聴いていない。
Body :Walnut
Neck:Walnut
Fingerboard:Ebony
Scale Length:25.5" (648 mm)
Frets:21
Control:1Volume、2Tone、5Way Switch
Pickups:USA VINTAGE ST x 3
Weight:3.78 kg
ワタナベ楽器京都店