2020/06/03

Vanzandt TLV-R3 Custom 1P Ash Body & 22Frets Custom Neck / Matt Brown-Matching Head #8536

 実はテレキャスタータイプを持つのは、これが初めて。デビュー戦だが、おそらく、何の不満もないので最終戦になると思う。 ・・・全然ならなかった・・・

ほんとはね、メイプル1Pネックのアッシュ・ナチュラルボディを探してたんだけどね。
この子の誘惑に負けた・・・
 求めていたのと相違はフィンガーボードなんだけどね。弾き比べて全く違いがわからなかったのと、他の構成は全く同じなので後は色かな
 本来、派手なのは苦手なので、ナチュラルのような人目を引くのよりはこっちの方が好みだ
 木目の単調ではなく見えても退屈しない良い感じ
 仕上げはボディもマットクリア
色に合ってると思う



 ヘッドもボディ色



 遠目にはわからないけれど

 この楽器もひかえめながらトラ杢


うーむ・・・地味っぽいが、良い感じだ





Specs.
Body : 1-Piece Ash
Neck : Maple
Fingerboard : Madagascar Rosewood
Radius : 210R
Frets : 22 Frets
Scale Length : 25.5 inch / 648 mm
Neck Pickup : Vintage Telecaster N
Bridge Pickup : Vintage Telecaster B-55
Controls : Master Volume / Master Tone / 3-Way PU Selector SW
Pickguard : Brown Tortoise
Hardwere : Nickel
Weight : 3.080 kg
ワタナベ楽器大阪店

 2本に共通していえるのは、ネックが素晴らしい。どちらかというと棍棒タイプのようでいて、演奏に違和感がなく、よく鳴る。操作性はひとによるとは思うが、細いネックより太いネックの方が力強く鳴るのは間違いない。音優先なら良い選択だと思う。
 どちらのピックアップもムリに音量を持ち上げた感じではなく。少しパワーは控えめで全体的にリニアに反応する感じのピックアップだ。ストラトとテレのピックアップの性格は全く違うもので、それぞれのキャラにあったオトナの味付けで良いものだと思った。さすがピックアップメーカーの楽器だというところか・・・
 Fender系では、ぼくの関心のあるのはこの2本だけなので、これ以上導入することはない。 全然、そうならなかったのだよ・・・


 今回の導入にあたって、FenderUSのストラト、イバニーズのGB-10は下取りに出した。
GB10は悪い楽器ではないのだが、ベンソンが使わないとなんとも面白みのない普通のギターで愛着がわくというようなところがなかった。いつまでたっても他人行儀な感じなので、惜しいなぁとおもいつつこちらの技量不足と言うことであきらめました。悪い楽器じゃないよ。ベンソンのあの音出してるんだから・・・。

 どことは言わないけれど、安いギターでポリ不透明色の塗装などはボディが2Pと言われようと確認しようがないのでどうなのかなぁ・・・と思う。貼り合わせて削るだけでも歩留まりで落とす必要があるだろうからね。合板の化粧貼ってんじゃないかとか・・・つい疑いたくなる価格のものが多い。それなりのものはそれなりの値段がするからね。本気で作ったら国産でも20万~40万くらいはかかるのだろうと思う。例えば売価10万以下のギターなどどうしたらその価格で流通させられるのか想像がつかない。まぁ、そんな贅沢はこの歳だから言えることで。そういう若い需要もあるだろうからないと困るけどね。

Fender Japan ST62-115 WAL - 1985年製
 これも誘惑に負けて買ってしまったものだ。ボディ、ネックがウオルナットなのだよ。指板はエボニー。入手後一悶着あったのだけど。今時、オーダーでもしないと手に入らない構成なので見た瞬間手に取っていた。
 ウオルナットなのでフェンダー特有のカツーンとくる音はしない。まぁ、ぼくもこの楽器にそんなものは期待してないのでよい。塗装がオイル仕上げ以上に木地むき出し着色しただけのようなボディとネックなので、とても心地よい。そして良く鳴る・・・
 上記の Vanzandt との一番の違いは、くどいようだけどパワー感だ。押し出しが全然弱い。代わりに、軽快なエア感がある。普通のアッシュやアルダーのフェンダーではこんなエア感はでない。まぁ、これはこれで味わいなので、いなたいブルースなどはこちらの方がよほどに合うだろうという感じで、これまたお気に入りだ。
 弱点を言うと古い国産エレキ共通のネックの細さだと思う。弾きにくいし。先のパワー感もでない。最近のFenderJapanはどうか知らないが、同傾向ではないだろうか。手触りが良いので感じさせないが、案外重い。
 実はまだワタナベで調整中なので、自分のアンプに通して聴いていない。










Body :Walnut
Neck:Walnut
Fingerboard:Ebony
Scale Length:25.5" (648 mm)
Frets:21
Control:1Volume、2Tone、5Way Switch
Pickups:USA VINTAGE ST x 3
Weight:3.78 kg
ワタナベ楽器京都店