2020/11/09

Eastman AR145F Sunburst #1207077

 Eastman AR145F Sunburst

 ぼくは、AR-805CEに触れて以来Eastmanの大ファンだ。

 最近は、合板の安価なものも出回っているが、やっぱEastmanの真骨頂は単板の削り出しだ。それもトップが非常に薄いので良く鳴る。Youtubeに動画があがっているけれど単板の削り出しも昔ながらのカンナがけだ。まさしく、ハンドカービング。

 ぼくたちが機械に頼って忘れてしまったものがここにある気がする

 このモデルは、先に書いたT145SM

よりも、ひとまわり小さい。あれは幅16インチ(406mm)の深さが1と1/4(32mm)

 方や145は幅が13"(330mm)、深さというか厚みが、3 1/4"(82.6mm)。二回りほど小さく、倍以上厚い計算だ

あまりにも腰がくびれすぎという気がしないでもないが、デザインも非常にシンプルでいけてると思う。

 でも、ボディが 3 1/4” と厚さがある。フルサイズ並みだ。この厚さが非常に効いている。


BODY WIDTH 13"(330mm)

BODY DEPTH 3 1/4"(82.6mm)   

TOP Hand-Carved Solid Spruce

SIDE Solid Flamed Maple 

BACK Hand-Carved Solid Flamed Maple 

NECK Mahogany / 22F/ 16F joint 

SCALE 24 3/4"(628.7mm)

HEAD PLATE Solid Rosewood 

FINGER BORAD Solid Ebony 

FRET Dunlop #6130 

NUT WIDTH 1 11/16"(42.9mm)/ Bone

BINDING Body , Head, Fingerboard /Wood Binding 

TUNER Gotoh/Chrome (Open Back) 

BRIDGE Ebony

PICK UP Kent Armstrong  (FLOATING P.U.) 

CONTROL 1Vol./1 Tone  FINISH Lacquer 

COLOR Sunburst


 ピックアップはエボニーのピックガードにつけられていて浮いている。ボディトップの振動を殺さないためだ。

 コントロールノブは同様にピックガードの下端から少しノブが顔を出している。1ピックアップなので1VOL、1TONE。

 テールピースもエボニー





 ネックもマホガニーの3P。ほんとはメイプルのネックの方が好みなのだが、それはメイプルの方が固いからなんだ。理由はそれだけだ。1Pよりも3Pが好きなのも同じ理由だ。



 このサイズで普通のピックギターとしても充分に使える。軽いタッチでも充分な生音を確保できる。ニュアンスも出しやすい。高域を削ったジャズの音がする。

抱き心地最強❣️トップはスプルース単板


上がトーンで、下がヴォリューム。使いやすい電装パーツはピックガード裏にコンパクトにまとめられている


 指板やピックガードテールピースのエボミーも染めたように黒々している4Aクラス
このポジションマークはとても見やすい

 バインディングもウッド、しかも5P。杢入りメイプル。細工もギブソンの比ではない。

 普通は最高級品でもないとここまでの仕事はしない

ブリッジのエボニーはよく効く気がする

ピックアップもエボニーの化粧に合わせたかのような黒のヘアライン仕上げ


 オープンタイプのペグがオシャレか?
 実はこいつが1番の不満。他のパーツがゴールドなのだよ。ヘッドだけ何故この色?

 バックももちろんメイプル。単板ダイナミックな杢だ

 重さはなんと2.01kgアコギでも中々ないのではないかと思う
・・・惜しい・・・
なんとか2kg切れなかったのだろうか・・・


 DV MARK の LittleJazz や
Specifications:
■Pre Amp: Solid State 
■Power Amp: Analog
■Power: 60W(8Ω)/45W(4Ω) 
■Speaker: 1×8” DV Mark Custom (8Ω)
■Controls: Master/3-Band EQ(Bass / Mid / High)/Reverb
■Other Features: AUX IN/Headphone Out/XLR Line Out/Speaker ON/OFF/Output for External cab(minimum load 8Ω)
■Size: 268(W) × 268(H) × 262(D) 
■Weight: 6.9kg
を使えば完璧にジャズの音になる・・・
ウソのようにJazzの音になる・・・
というか・・・これではJazzの音しか出ない。
 汎用性から言えば、アコースティックの方が良いと思う。
<<仕様>>
●Power:60W(4Ω)/50W(8Ω)
●PowerAMP:MPT Analog
●Preamp:Solid State
●Controls:MASTER、BASS、MID、HIGH、REVERB
●Speaker:SPEAKER: 1x8" Markacoustic Custom (8Ω)
●Tweeter:Piezo
●Frequency Response:60Hz to 18KHz
●その他:AUX IN、HEADPHONE OUT、XLR LINE OUT、SPEAKER ON/OFF、ONBOARD DIGITAL REVERB、Output for external cab (minimum load 8Ω)
●サイズ:270(W) x 280(H) x 270(D) mm
●重さ:7.0kg



 ちなみにぼくのジャズ用は、DV MARKのJazz12だ。
Specifications:
■Pre Amp: Solid State 
■Power Amp: Analog
■Power: 60W (4Ω)/45W (8Ω)
 ■Speaker: 1×12” DV Mark Custom (8Ω)
■Controls: Master/3-Band EQ(Bass / Mid / High)/Reverb 
■Other Features: AUX IN/Headphone Out/XLR Line Out/Speaker ON/OFF/Output for External cab (minimum load 8Ω)
■Size: 435(W) × 425(H) ×305(D) mm 
■Weight: 8.6kg
 アンプ部は、Little Jazz と同じ 45W。
 スピーカーと筐体のサイズが違うだけだ。
 Jazzが弾けるわけではないんだけどね・・・・なぜかある・・・