2021/02/28

Fender Japan '73 Telecaster Thinline Mahogany 2010 T093671

  ヤフオクにて、Fenderにモア・パワーを求めて・・・



 マホガニーなんだけど大胆な木目だ。そう言う薄板を集めてきたのかもしれない



 ボディ本体は2Pなんだけど、センターでのブックマッチではない。ちょっとズレてる。


 裏蓋を閉じる方式
 

 嫌だなぁ・・・2個もついてるの・・・

 あまり評判の良くない3点止め。70年代を再現するとなるとこれは避けられない。ぼくもネック角の変更などは考えないので、4点止めが好きだ。気が向いたら変更するかもしれない。


 シリアルからダイナ楽器製。Fenderの味わいを忠実に再現していると思う。

 マイクの音は心配した。ギブソンみたいだったらどうしようかって・・・
 でも、取り越し苦労だった。ちゃんとFenderの音だったよ









 兄貴分のVanzandtの’69シングルコイルモデルとの比較
 第一印象で一番の違いは重さ。Vanzandtが3kgを軽く切るのに対して、Japanは、3.5kg程度。この違いは大きい。
 ネックの印象はJapanが本家の味を継承しているのに対し、Vanzandtは独自の味を出している。指板幅はJapanが広く厚みもが少し厚い。このVanzandtはレギュラーより少し細めなのだ。
 塗装もうんと違う。Japanがウレタン、Vanzandtが薄いラッカーだ。これも本家に近いのはJapanかと思う。分家だから当たり前だけどね。
 で、お目当てのマイクだ。Fenderのハンバッキングピックアップは初めてで心配したけど杞憂だった。間違いなくFenderの音だった。



 同じマホガニーだけど、全然、木目が違うね。

2021/02/27

自宅のテリーたち

 ぼくが、初めて手にした記念すべきテレキャスターVanzandt TLV-R3 
 アッシュの1Pボディなのだが・・・Weight : 3.080 kg
 驚異的に軽い。ネックは標準的なUネックとても弾きやすい



 Vanzandt TLV-Thinline #01440
 いわゆるシンライン
 先のアッシュボディも軽いがその上を行く。とてつもなく軽い
 音は所謂テレキャスターの音とは別物だ
 中古だが、ネックのスカンクラインが浮いていたので、値引き価格だった
 今はそのまま使っているが、弦交換の時にでも修理する予定


 Fender MIJ Heritage 50s Telecaster
 所謂、フェンダージャパン
 テレキャスターの一番古い量産型の復刻
 少々若いが典型的なテレキャスターの音
 ネックが一番太い。ぼくの所有機の中でも一番太い
 さすがにここまで太いと良く響くが弾きにくい


 ひょっとしたら初出かもFender USA 90S THINLINE NAT/MZ0051530
 これといった特徴はないが、通常のアッシュボディとは全く音が違う
 いわゆるエア感を伴ってるという感じか・・・
 綺麗な化粧が施されているので見栄え用かなと・・・


 infinite Trad T -Bordeaux / Light Aged 3.27kg 2019
 唯一、現代風に大胆なアレンジが加えられている
 おまけにミディアムスケールのディンキーサイズだ
 とても使いやすい。音もしっかりしたテレキャスターの音だ
 なんかだまされているような気がする不思議なギターだ
 

 Momose MTL-AR SP-18 CN-MAT #9430 
 いわゆるオールローズ。テレキャスターの音ではない
 オールローズは、オールローズというジャンルと思った方が良い
 重いのだが、補ってあまりある音の魅力だ
 Momoseは、Vanzandtとはひと味違うが、素晴らしい品質だ


 Momose MTL・K-LTD / NJ NAT #12499
 あまり使われないコリーナ材
 音は、マホとアッシュの中間だがアルダーのような軽い音ではない
 重心が低い。表現がしにくい材だ。Momose 品質なので安心の使い勝手だ








ブリッジに関しては特にいうことはないが、無難さのGOTHOというところか?

このタイプはサビやすいので好みではない

 こいつは縁が落としてあって使いやすい。音も妙に心地よい

 以下は特にコメントはないなぁ・・ふちが落としてある方が絶対使い良い。今更、カバーするやつも居るまいに・・・





 このを見るとボディの継ぎ方がわかる。最初のVanzandtだけが1P。特に指定しないと1Pで作ることは稀だ



 infiniteだけが異色。めちゃ新しいアプローチ



 一番気になるネックシェイプ
 Vanzandt のUシェイプは秀逸だ。5分の半ツヤも扱いやすい。優秀な国産でもアタマ一つ抜け出してると思う

 VanzandtのシンラインはVanzandtレギュラーよりも少し薄め

 ダイナのフェンダージャパンはUシェイプだが50年代のオリジナルに合わせて極太。グロス仕上げで本家と同じ風合いだが、本家のようにフレットまで覆い尽くすような塗装ではない

 中くらいの塗りの厚さのinfinite。ラッカー。悪くない

 以下2本のMOMOSEはポリの薄塗り。ローズは導管を殺していない。
 コリーナの方はメイプルネック。メイプルは導管が出ない木質なので元々すべすべなんだよ。でも、オイル仕上げはあまりお勧めしない。木目の出方によってはニカワ成分の入ってないオイルだと毳立ちを抑えられないからね。







 
あと、会社に4本。仕掛かりが4本。計14本かぁ・・・ふぅ・・・あヤフオクからもう一本!15本