2021/02/10

FUJIGEN NTL20RRW-GP ONT #E200949 ローズ沼の始まり

 出張帰りの御茶ノ水ギタープラネット。時間がない

 所謂、オールローズである
 気になっていた・・・でも、重すぎる
 それも、材の異常な相場から考えて格安・・・
 個体を見れば、材の美しさ、素性は一目瞭然

 工作精度はFujigen
 最近のフジゲンの精度は、島田のHistoryで充分に知っている
 ダイナのJapanよりは味を持っているけどね
 どんなチェックをしても、非の打ち所のない、一分の隙もない感じ
 それが味気なさ、親しみを感じないものにしている。まるで、工業製品のようだ。それがある種、JapanQualityを象徴しているのかもしれない

 この店の製品管理は間違いない。手に取って弾いてみるまでもないので、重さとネックグリップだけ確認。重さは、想像したとおり、4kg半ばか、手持ちの中では一番重いだろうと思う。・・・ネックグリップは、多少量感のあるCシェイプ。充分に鳴るシェイプ。新しいものなので問題ない

 帰って弾いてみたが、この音の力強さは素晴らしい。シングルコイルでこの音は信じがたい。これが材によるものなのかダンカンのマイクによるものなのかは、判断に悩む。出力があるのはわかるが、この出音の力強さが、材によるものなのか、マイクによるものなのかわからない。だが、双方によるものだと思う。良いセットだと思う。が・・・やはり重い。重いが、この音のためなら、重さも仕方ないという判断もあり得る
 引き心地も素晴らしい。ネックが良い。これはHistoryのVシェイプも同様だけど、なんの特徴も見いだしにくいが弾きやすい、素晴らしい。フレットの処理も調整も完璧だ
 仕上げは、半ツヤのポリウレタンだ。ネックの滑り具合も素晴らしい。おそらくいろんな経験値と拘りが詰まってるのだろう。それを工業製品のクオリティで表現した製品だ。持ち歩いても頑丈な塗装だが、この重さは持ち歩きにくいだろう





 この部分は店舗のオーダーだろう。FGNのダサいロゴが見えにくい。ノーブランドのプライベート製品のようだ

 ほらね、目をこらしても・・・

 見えたか?余程近づかないと見えない

 この処理はFGNだ




 このあたりの処理は、如何にも実用優先。このビス留め式は、テレキャス故障の大部分を占めるであろう問題を回避する

 ゴトー製。面白みはないが間違いない


 貼りローズだが丁寧な仕上げだ

 バックの杢も素晴らしい


 ネック本体は柾目のローズ。なぜかボディより濃く染められている

 シンプルなクルーソンタイプ。ボディがここまで重いとヘッドの軽量化の意味があるかどうかはわからない。マグナムロックに交換するかも

 綺麗な杢だ


 美しい

 ストラップはありものだけど、この広さでも食い込むのでもっと幅広のものを調達するだろう

 全体として、残念な点は、パーツがクロームなこと。絶対ゴールドの方が似合うと思う。まぁ、交換すれば問題ない。それくらい。
 とても、気に入ったので手放すことはないと思う




 以下、ギタープラネットの効能書き

長い歴史と確かな品質で、世界のギター工場と呼ばれたフジゲン。

確かな技術と音に対する拘りで、様々なジャンルのギタリストを支えています。

ネオクラシックシリーズNTLのハイグレード・バージョン NTL21RAH をもとに

弊店スタッフが工場にて厳選したローズウッドを採用した

オールローズテレキャスター・タイプが入荷しました

通常のテレスタイルとシンラインスタイル各6本、計12本のみ生産の限定モデルです。

量が少なく入手が困難な為、材の良し悪しに関わらず製作される企画モノか

非常に高額になる事がほとんどのオールローズですが

何十台分ものボディー・ネック材が確保出来た希少な機会に、ごくわずかな良材を厳選する事が出来

価格を抑えながらも、ただのコレクターズアイテムに終わらない

サウンド面でも妥協のない楽器に仕上げる事が出来ました。

硬く重いローズウッド材の特性で、ダークでミドル感のない平坦で硬質なサウンドになりがちなオールローズは

煌びやかで太さもある魅力的な鳴りを活かしきれない、使いどころの難しさがありますが

ボディー・ネック共に組み上げた際の向きを確認したうえで

全ての材をスタッフ自らがタップし響きを確かめ、構えた際の重量・サウンドバランスを確認

奥行きのある響きと素早いレスポンスとなるようトップバックの組み合わせも厳選した事により

セミホロー構造のエアー感とオールローズらしい骨太で明瞭な鳴りに加え

適度な倍音感があるミドル成分がしっかりと抜けるようになり

材の特徴を殺さず、表情豊かなで扱いやすい響きを実現できました。

P.Uはヴィンテージ系の定番サウンド、Seymour Duncan STR-1・STL-1を採用

ハムバッカー的なサウンドとなるシリーズ配線を加えた4WAYセレクターにより

クリーンから歪みまでサウンドメイクの幅も非常に広く

サークルフレットやコンパウンドラジアスなどのフジゲンならではの技術に加え

オクターブピッチに配慮したブリッジ等、演奏面での精度・扱いやすさも非常に優秀で

弾き手の意思を音に変える生楽器として様々なジャンルで自由にお使い頂けます。

材の杢目を活かしたマットなオープンポア・フィニッシュに採用により

ローズの質感が更に際立ったルックスも大きな魅力です。

Specification 

Body:selected 2pc Rosewood TOP&BACK

Neck:selected Rosewood

Fingerboard:Rose Wood 250~350mmR Compound Radius(貼りローズ)

Scale:25.5 (648mm)

Frets:22F Medium C.F.S.

Tuners:GOTOH® SD91-05M

Bridge:GOTOH® BS-TC1 (Brass Saddles)

Pickup:Seymour Duncan STR-1&STL-1

Controls:1Volume, 1Tone, 4-Way Lever 

SW

waight:4.25kg